ハコベル利用者側目線でのメリット・デメリット

こんにちは。ハマーンです。

フリーランスで軽貨物ドライバーを筆頭に色んなことをやってます。

普段、ドライバーとして、ハコベルの案件を受注させてもらってるのですが、今回は、利用者(荷主)目線でのメリット、デメリットをまとめてみたいと思います。

ハコベルとは

ハコベルは物流のプラットフォームです。

運営はネット印刷の大手である、ラクスル株式会社が行っています。

最近流行りのプラットフォームを利用したサービスなのですが、物流版ウーバーなどと言われています。

物流版ウーバーと言われると、イメージしやすいですね。

サービスは大きく二つに分かれ、軽貨物中心のハコベルカーゴと、一般貨物中心のハコベルコネクトになります。

ハコベルカーゴ

軽貨物でのラストワンマイル需要に応えるサービスです。

荷物を送りたい企業や個人と、空き時間に仕事を受注したい軽貨物ドライバーをマッチングするサービスです。

私もハコベルカーゴに登録しており、様々仕事を受注させてもらってます。

 

ハコベルコネクト

一般貨物・地場・幹線のサービス。

自社・協力会社の配車管理と、繁閑期の求貨物車が簡単にできる一般貨物/物流事業者向けの物流プラットフォームです。

 

利用料金

利用料金は最安3600円/5kmからとなってます。

尚、料金タイプには距離制と時間制があります。

詳しく見ていきましょう。

カーゴ軽トラック便~距離制価格表~

基本料金/距離制料金表(税抜)

距離 運賃料金
5kmまで 4,000円
10kmまで 4,500円
11km~20kmまで 4,800円
21km~40kmまで 1kmにつき130円
41km~60kmまで 1kmにつき100円
61km~ 1kmにつき80円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の2割増
日曜・祝日対応 基本料金の2割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金、延長料金の1割増
積み込み、積み下ろし作業料金 30分無料。以降30分超過毎+1,500円
待機料金 30分無料。以降30分超過毎+1,500円
積み置き料金 1泊+3,000円
経由地立ち寄り料金 1箇所につき+500円
駐車場代 実費相当分請求
高速代(100km以上の配送は高速オプション必須) 実費相当分請求
冷蔵 基本料金の3割増
冷凍 基本料金の3割増

カーゴ軽トラック便~時間制価格表~

基本料金/時間制料金表(税抜)

距離 通常料金
2時間/集荷地点から半径20km圏内配送 4,400円
3時間/集荷地点から半径20km圏内配送 6,600円
4時間/集荷地点から半径20km圏内配送 8,800円
5時間/集荷地点から半径20km圏内配送 11,000円
6時間/集荷地点から半径20km圏内配送 13,200円
7時間/集荷地点から半径20km圏内配送 15,400円
8時間/集荷地点から半径30km圏内配送 17,600円
9時間/集荷地点から半径30km圏内配送 19,800円
10時間/集荷地点から半径30km圏内配送 22,000円
11時間/集荷地点から半径30km圏内配送 24,200円
12時間/集荷地点から半径30km圏内配送 26,400円
13時間/集荷地点から半径30km圏内配送 28,600円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の2割増
日曜・祝日対応 基本料金の2割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金、延長料金の1割増
延長料金 30分延長ごとに+1,100円
駐車場代 実費相当分請求
高速代 実費相当分請求
冷蔵 基本料金の3割増
冷凍 基本料金の3割増

 

小型トラック便~距離制価格表~

基本料金/距離制料金表(税抜)

距離 運賃料金
10kmまで 17,600円
20kmまで 21,200円
60kmまで 23,600円
80kmまで 25,900円
100kmまで 28,300円
150kmまで 31,200円
151km~ 1kmにつき150円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の3割増
日曜・祝日対応 基本料金の3割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金の1割増
積み込み、積み降ろし作業料金 60分無料。以降30分超過毎+1,500円
待機料金 60分無料。以降30分超過毎+1,500円
積み置き料金 1泊+3,000円
経由地立ち寄り料金 1箇所につき+500円
駐車場代 実費相当分請求
高速代(100km以上の配送は高速オプション必須) 実費相当分請求

小型トラック便~時間制価格表~

基本料金/時間制料金表(税抜)

距離 通常料金
3時間/集荷地点から半径20km圏内配送 19,000円
4時間/集荷地点から半径20km圏内配送 21,000円
5時間/集荷地点から半径30km圏内配送 23,000円
6時間/集荷地点から半径30km圏内配送 25,000円
7時間/集荷地点から半径40km圏内配送 27,000円
8時間/集荷地点から半径40km圏内配送 29,000円
9時間/集荷地点から半径40km圏内配送 31,000円
10時間/集荷地点から半径40km圏内配送 33,000円
11時間/集荷地点から半径40km圏内配送 35,000円
12時間/集荷地点から半径40km圏内配送 37,000円
13時間/集荷地点から半径40km圏内配送 39,000円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の3割増
日曜・祝日対応 基本料金の3割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金、延長料金の1割増
延長料金 30分延長ごとに+1,500円
駐車場代 実費相当分請求
高速代 実費相当分請求

 

中型トラック便~距離制価格表~

基本料金/距離制料金表(税抜)

距離 運賃料金
10kmまで 19,800円
20kmまで 23,600円
60kmまで 27,100円
80kmまで 29,500円
100kmまで 31,800円
150kmまで 34,800円
151km~ 1kmにつき160円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の3割増
日曜・祝日対応 基本料金の3割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金の1割増
積み込み、積み降ろし作業料金 60分無料。以降30分超過毎+1,500円
待機料金 60分無料。以降30分超過毎+1,500円
積み置き料金 1泊+3,000円
経由地立ち寄り料金 1箇所につき+500円
駐車場代 実費相当分請求
高速代(100km以上の配送は高速オプション必須) 実費相当分請求

中型トラック便~時間制価格表~

基本料金/時間制料金表(税抜)

距離 通常料金
3時間/集荷地点から半径20km圏内配送 21,000円
4時間/集荷地点から半径20km圏内配送 23,200円
5時間/集荷地点から半径30km圏内配送 25,400円
6時間/集荷地点から半径30km圏内配送 27,600円
7時間/集荷地点から半径40km圏内配送 29,800円
8時間/集荷地点から半径40km圏内配送 32,000円
9時間/集荷地点から半径40km圏内配送 34,200円
10時間/集荷地点から半径40km圏内配送 36,400円
11時間/集荷地点から半径40km圏内配送 38,600円
12時間/集荷地点から半径40km圏内配送 40,800円
13時間/集荷地点から半径40km圏内配送 43,000円

その他料金

サービスオプション 料金
夜間対応(20:00~03:59) 基本料金の3割増
日曜・祝日対応 基本料金の3割増
繁忙期割増(繁忙期=3/1~4/30,12/17~1/3) 基本料金、延長料金の1割増
延長料金 30分延長ごとに+1,500円
駐車場代 実費相当分請求
高速代 実費相当分請求

以上が2019/10現在の料金となります。

ハコベルカーゴに関してのドライバーへの還元率ですが、私が受注している金額と照らし合わせてみると、

約80%~95%程度だと考えられます。

距離が短く、オプションがつかない案件が一番還元率が高いと考えられます。

午後割引

ハコベルでは午後割引というのもやっているようです。

同日内12:00~17:00の間の時間に集荷・配送が指定された案件に対して、定価価格の1割引きでサービスを提供しているようです。

但し、時間制料金の場合と、日曜祝日の場合を除くとのこと。

やはり、物流のメインは午前中なので、午後からの受注が少ない私にとっても、こういったキャンペーンで全体の案件数が増えることは、非常に喜ばしいです。

 

利用者のメリット・デメリット

ハコベルの利用者は今のところ、殆ど法人です。

お弁当やお寿司などの宅配デリバリー会社や、チラシのポスティング・サンプリング会社・イベント運営会社など業種。業態はさまざまです。

そのような依頼者がどのようなメリット・デメリットを感じているかまとめてみました。

メリット

急な手配でもドライバーがすぐ見つかる

なんといってもこれに尽きると思います、マッチングにかかる平均時間は約10分とのこと。

急いでいるときにレスポンスが遅いと嫌気がさしますが、ハコベルではそのようなことはあまりなさそうです。

私を含め案件に飢えた猛者たちが全国に山ほど待機してますので、納得です。

 

ドライバーの質が高い

時間厳守・接客マナーなど当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前にできるドライバーが多く、質が高いと感じてもらえてるようです。

尚、ハコベルに登録できるドライバー・運送会社は厳正な審査を通過した方のみとなっており、お客様が直接ドライバーを評価する仕組みを導入しているとのこと。

あまりに評価が低いと、淘汰されるのでしょうか...気をつけねば

 

明朗会計で瞬時に見積もりがでる

時間制でも距離制でも価格表のままなので、安心のようです。

従来のチャーター便だと、金額が不明瞭であったり、見積もりがでるまでの時間ロスがストレスに感じている企業が多かったようです。

 

ワンクリックで以前の注文が呼び出せる

集荷や配送先がある程度決まっている企業にとっては、非常に重宝するようです。

運送屋あるあるで、未だに、電話やFAXでしか注文できない所も多々あるので、その手間が省けるということでしょう。

 

貨物保険に加入している

軽貨物ドライバーや運送会社の保険とは別に、ハコベルも貨物保険に加入しています。

軽貨物・一般貨物ともに貨物賠償1億円、第三者賠償1億円となっています。

万が一の時に、運送会社の保険だけでは間に合わなかった時にも安心です。

 

カスタマーサポートがメールや電話で対応

なにかあったときはいつでも連絡が取れるので、安心です。

GPSトラッキングや独自のシステムで運行に遅れがないかなど常に目を光らせているようです。

 

軽から大型車両まで、車両の選択肢が幅広い

必要車両により運送会社を分ける必要がなく、全てハコベルに一任できる企業が多いようです。

 

簡単・WEBで完結

注文が簡単にWEBで完結するのが、人気です。

電話注文では伝達ミスがあったりしますが、WEBだと記載することにより伝達ミスが少なくなるうえに、エビデンスも残るため全てにおいて効率的です。

 

細かい対応が可能

例えば、駅周辺で担当者と連絡を取り合って荷物を渡すであるとか、午前中配送といったおおまかな時間指定ではなく、「10時丁度にお願い!」などという注文にも対応可能です。

 

圧倒的なコストパフォーマンス

従来の運送会社より約2~3割コストカットできる企業が多いようです。

簡単に見積もりが取れるので、気になる方は見積もりを取るのがベターですね。

 

デメリット

ハコベルをよいしょする訳ではありませんが、今のところこれらしいデメリットはないように感じます。

あえて、挙げるならば

毎回違う人間がやってくる

特に、時間制の仕事なんかは、以前来た慣れている人にやってもらう方が、効率がいいはずです。

但し、基本的には毎回違う人がやってくると思った方がいいでしょう。

 

なんといってもブッチが怖い

厳正な審査を通っている会社や個人なので大丈夫なんでしょうが、ハコベルに限らず、マッチングサービスでは多々あることなのではないでしょうか?

まあ、この手の問題は人間が仕事を行う限り、一生ついてまわる問題ではあると思いますが…

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